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スペインのバロック美術

第一週の午前は西洋美術史として、スペインのバロック美術を学んでいます。

7月にはマドリッドやトレドに行って、エル・グレコ、ベラスケス、ムリーリョなどのスペイン絵画を見てきたばかりでしたので、とても興味があります。16-17世紀のスペインは新大陸からの富を背景にした全盛期で王や貴族のための絵が描かれ、反宗教改革の旗手として聖母崇拝、聖人信仰、善行による救済などキリスト教の教義を庶民でも理解できるように宗教画が盛んに描かれました。



バロックが始まる直前のエル・グレコからカラバッジョの影響を受けた明暗対比、庶民や食べ物などの静物を描いたボデゴン、次のロココに繋がる甘美な宮廷画への変遷が中心です。その背景となる社会情勢の変化、モチーフに込められた意味、同じテーマの描き方の変遷など奥の深い話を聴くことができます。

絵画を考察する基本的な手続きとして、ディスクリプション(作品記述)を学びました。作品に何が、どのように描かれているかを確認します。その上で作品の特徴や特異な点を明らかにして、それが社会状況、宗教的な問題、対象とする観衆や場所や状況を検討します。



最終日の試験では、自分で作品を取り上げてディスクリプションと特徴の抽出し、その背景を述べるとの課題が与えられました。ここでは、上野で見たエル・グレコの「無原罪の御宿り」を取り上げようと思っています。

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