2018,08,31(Fri)
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2018,08,23(Thu)
慶応通信スクーリングの3期は古文書の解読をしました

慶応は卒業生から寄贈された鎌倉時代から江戸初期の古文書が「反町文書」として所有しています。これを読むことで、時代とともに社会がどのように変わってきたか、戦国武将などの有名人の書状はどのようなものなのかを見ました。
初期は土地の売買証文が多く、今のように土地登記で政府が権利を保障する制度がないので、売買証文が非常に重要でした。

中期では幕府が領主に所領安堵の公文書が発行されました。写真は8代将軍足利義政の花押を据えた安堵状です。戦国時代になると、将軍の権威が衰えて、各地の大名に軍勢支援の要請が多くなります。

本物は三田の図書館に展示してあります。ランチは山食名物のカレーが美味しい。売店では山食カレーのレトルトがお土産に売っていました。

慶応は卒業生から寄贈された鎌倉時代から江戸初期の古文書が「反町文書」として所有しています。これを読むことで、時代とともに社会がどのように変わってきたか、戦国武将などの有名人の書状はどのようなものなのかを見ました。
初期は土地の売買証文が多く、今のように土地登記で政府が権利を保障する制度がないので、売買証文が非常に重要でした。

中期では幕府が領主に所領安堵の公文書が発行されました。写真は8代将軍足利義政の花押を据えた安堵状です。戦国時代になると、将軍の権威が衰えて、各地の大名に軍勢支援の要請が多くなります。

本物は三田の図書館に展示してあります。ランチは山食名物のカレーが美味しい。売店では山食カレーのレトルトがお土産に売っていました。
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2018,08,17(Fri)
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2018,08,12(Sun)
スポーツジムがリニューアルしました

7/27から2週間かけて全面的なリニューアル工事でした。受付やエントランスエリアも新しくなり、待ち合わせスペースもできました。ロッカールームや浴場も一新してきれいです。

ジムエリアのマシン配置も変わって、どこに何があるか迷ってしまう。慣れるまで少し時間がかかりそう。新設のローイングマシンでは違う筋肉が鍛えられる。

バイクスタジオが新しくできて、画像と音楽に包まれて限界が越えられそう。

7/27から2週間かけて全面的なリニューアル工事でした。受付やエントランスエリアも新しくなり、待ち合わせスペースもできました。ロッカールームや浴場も一新してきれいです。

ジムエリアのマシン配置も変わって、どこに何があるか迷ってしまう。慣れるまで少し時間がかかりそう。新設のローイングマシンでは違う筋肉が鍛えられる。

バイクスタジオが新しくできて、画像と音楽に包まれて限界が越えられそう。
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2018,08,11(Sat)
プロメテウス神話の本当の意味が面白い
プロメテウスの物語は「天上より火と技術を盗み出して人間に与え、ゼウス神から罰として岩山に縛りつけられて毎夜ワシに肝臓をえぐり取られた」話としてよく知られている。

講義では更に詳しく、
(1)メコネーで犠牲牛の分け前でゼウスに骨を旨そうな脂肪で包んでだまして与え、人間には不味そうな胃袋に包んだ肉を与えた。
(2)これに怒ったゼウスは人間から火を取り上げた。
(3)プロメテウスは天上の火を持ち出して人間に与えた。
(4) ゼウスは人間に土から女を作り、災いとなる罰を与えた。
(5) ゼウスはプロメテウスを捕らえ辺境の岩山に括り付けて永遠にワシに肝臓をえぐり取られた。
メコネーの分け前の結果、人間は美味しい肉を手に入れるが、肉自体も命をつなぐ「善きもの」と腐ってしまうという「悪しきもの」の本質を持つ。結果的に人間は肉を得たことで不死・永遠の世界から、死すべきものとしての運命を持つ。また、肉を得るために毎日働かなくてはならない。
プロメテウスは人間に火を与えたが、永遠の火ではなかった。すぐに消えてしまうので燃え代を絶やしてはならない。ゼウスは火を得た人間への罰としてパンドーラという女を与えた。女は外面は美しいが内面には獣の性格という悪しきものを隠し持っている。初めて「性」が認識され、生と死の循環が生まれる。女の腹を満たすために働かなければならず、女が引き起こす面倒も多い。
ここで天上界の永遠不変の世界と地上界の有限変化の世界の対比が面白い。有性生殖と生と死の循環は生き物(人間)をリフレッシュして進化することで環境への適応や多様性が生まれ、属としての永遠の発展が期待される。一方、天上の不死の世界は変化も進歩もない。
ゼウスは神の叡智、プロメテウスは人間の知恵を象徴している。プロメテウスが人間に良かれとしたことは、悉く人間を不幸にしている。プロメテウスがいくら知恵を絞っても結果は弟エピメテウスの浅知恵となってしまう。人間は「真の善」を知らないから。ゼウスは騙されたふりをして、真の目的を達成した。すなわち、人間の現状(男と女がいて、労苦があり、出産があり、空腹がある)が悲惨でも、これを受け入れて人間社会を維持発展するように仕向けた。
ところで、岩山で毎夜肝臓を食いちぎられるプロメテウスは何を意味しているのか?肝臓は再生能力が高い臓器であることを古代の人は知っていたのか?なぞは尽きない。
プロメテウスの物語は「天上より火と技術を盗み出して人間に与え、ゼウス神から罰として岩山に縛りつけられて毎夜ワシに肝臓をえぐり取られた」話としてよく知られている。

講義では更に詳しく、
(1)メコネーで犠牲牛の分け前でゼウスに骨を旨そうな脂肪で包んでだまして与え、人間には不味そうな胃袋に包んだ肉を与えた。
(2)これに怒ったゼウスは人間から火を取り上げた。
(3)プロメテウスは天上の火を持ち出して人間に与えた。
(4) ゼウスは人間に土から女を作り、災いとなる罰を与えた。
(5) ゼウスはプロメテウスを捕らえ辺境の岩山に括り付けて永遠にワシに肝臓をえぐり取られた。
メコネーの分け前の結果、人間は美味しい肉を手に入れるが、肉自体も命をつなぐ「善きもの」と腐ってしまうという「悪しきもの」の本質を持つ。結果的に人間は肉を得たことで不死・永遠の世界から、死すべきものとしての運命を持つ。また、肉を得るために毎日働かなくてはならない。
プロメテウスは人間に火を与えたが、永遠の火ではなかった。すぐに消えてしまうので燃え代を絶やしてはならない。ゼウスは火を得た人間への罰としてパンドーラという女を与えた。女は外面は美しいが内面には獣の性格という悪しきものを隠し持っている。初めて「性」が認識され、生と死の循環が生まれる。女の腹を満たすために働かなければならず、女が引き起こす面倒も多い。
ここで天上界の永遠不変の世界と地上界の有限変化の世界の対比が面白い。有性生殖と生と死の循環は生き物(人間)をリフレッシュして進化することで環境への適応や多様性が生まれ、属としての永遠の発展が期待される。一方、天上の不死の世界は変化も進歩もない。
ゼウスは神の叡智、プロメテウスは人間の知恵を象徴している。プロメテウスが人間に良かれとしたことは、悉く人間を不幸にしている。プロメテウスがいくら知恵を絞っても結果は弟エピメテウスの浅知恵となってしまう。人間は「真の善」を知らないから。ゼウスは騙されたふりをして、真の目的を達成した。すなわち、人間の現状(男と女がいて、労苦があり、出産があり、空腹がある)が悲惨でも、これを受け入れて人間社会を維持発展するように仕向けた。
ところで、岩山で毎夜肝臓を食いちぎられるプロメテウスは何を意味しているのか?肝臓は再生能力が高い臓器であることを古代の人は知っていたのか?なぞは尽きない。
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2018,08,06(Mon)
今年も慶応通信のスクーリングが始まりました

第一期は「ギリシャ神話」を勉強しています。神話は自分たちの起源を物語りますが、自然や目に見えない感情、哲学をも擬人化して理解できるようにしています。とても参考になる考え方がありましたので紹介します。

「神を見れば、民族の心性がわかる」。人々は自分たちの意識を神に投影するため、神について語る時、人は神について語っているのではなく、実は自分たちについて語っている。寛容な民族は優しい神を持ち、残忍な民族は恐ろしい神をもつ。
ユダヤ人の信じる神ヤハウェは、自分を信じない者は皆殺しにして町や田畑は完全に破壊しろと命じます。これは、ユダヤ人が神を利用して先住民を皆殺しにして土地を奪ってきた自分たちの歴史を正当化している。
イスラム教もアッラーの宗教がただ一つになる時まで戦い抜けと命じている。「旧約聖書」や「コーラン」には「殺せ!」といる言葉が満ち溢れている。これは自分たちの不寛容な行動を正当化してる。キリスト教でも「キリストを信じない者」に対して200年にわたり軍事遠征がなされてきた。
一方、ギリシャの神々は非常に人間的な一面を持っている。例えば、女神アテネーはオデュッセウスをいつも励まし、助けている。日本の八百万の神々の優しい神が多いと思う。

第一期は「ギリシャ神話」を勉強しています。神話は自分たちの起源を物語りますが、自然や目に見えない感情、哲学をも擬人化して理解できるようにしています。とても参考になる考え方がありましたので紹介します。

「神を見れば、民族の心性がわかる」。人々は自分たちの意識を神に投影するため、神について語る時、人は神について語っているのではなく、実は自分たちについて語っている。寛容な民族は優しい神を持ち、残忍な民族は恐ろしい神をもつ。
ユダヤ人の信じる神ヤハウェは、自分を信じない者は皆殺しにして町や田畑は完全に破壊しろと命じます。これは、ユダヤ人が神を利用して先住民を皆殺しにして土地を奪ってきた自分たちの歴史を正当化している。
イスラム教もアッラーの宗教がただ一つになる時まで戦い抜けと命じている。「旧約聖書」や「コーラン」には「殺せ!」といる言葉が満ち溢れている。これは自分たちの不寛容な行動を正当化してる。キリスト教でも「キリストを信じない者」に対して200年にわたり軍事遠征がなされてきた。
一方、ギリシャの神々は非常に人間的な一面を持っている。例えば、女神アテネーはオデュッセウスをいつも励まし、助けている。日本の八百万の神々の優しい神が多いと思う。
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2018,08,02(Thu)
目黒年金事務所に行ってきました

70歳を超えると、厚生年金の掛け金が終了し、70歳までの加入期間が増えた分だけ年金支給額が増えると聞いていたので確かめに事務所を訪問しました。
結果は加入月数が30月増えて、支給額は年間で約7万円増えました。また、毎月掛け金の約3万円が無くなったのが大きいです。
更に、健康保険も負担金割合が3割から2割に減ったのもありがたいです。ありがとうございます!

70歳を超えると、厚生年金の掛け金が終了し、70歳までの加入期間が増えた分だけ年金支給額が増えると聞いていたので確かめに事務所を訪問しました。
結果は加入月数が30月増えて、支給額は年間で約7万円増えました。また、毎月掛け金の約3万円が無くなったのが大きいです。
更に、健康保険も負担金割合が3割から2割に減ったのもありがたいです。ありがとうございます!
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